クロスバイクのクランク交換

クロスバイク(Giant CS2000)の右側クランクアームをぶつけて曲げてしまった。

ペダルを漕いだとき違和感があるので、クランクを交換することにしました。

交換前のクランク(シマノDeore FC-M532)です。

新たにシマノXT(FC-M752)のクランクアームを中古で入手しました。

グレードはDeoreからXTに上がるけど、年代は古くなります。

交換後のクランクアームにはチェーンリングが付属していなかったので、チェーンリングはこれまで使っていたクランクから移植します。交換前後のクランクはPCDが同じなので、問題なく移植できるはずです。

クランクとBBを取り外します。

フロントディレイラーはシマノLX FD-M570E(Eタイプ)です。

FC-M752はオクタリンク対応なので、新たにオクタリンクBB(EタイプFD用)を入手しました。

BB-ES300-E(シェル幅68mm 軸長113mm)です。インドネシア製で左ワンは樹脂製です。

スクエアテーパーBBやオクタリンクBBは軸長に悩みます。最初に118mmを入手したら長すぎたので、113mmを購入し直しました。

新しいオクタリンクBBを取り付けました。

交換前のクランクからチェーンリングを移植しようとしたところ、すんなりとはいきませんでした。

ミドルリングの内径が短くて交換後のクランクアーム(FC-M752)にはまりません。

そこで、ミドルリングの赤線の辺りをヤスリで1mm程度削り、ミドルリングの内径を広げました。

ミドルリングを加工した後、チェーンリングを無事移植できました。

10mmの六角レンチを使ってFC-M752をBBに取り付けました。

クランクの交換が無事終了しました。

チェーンラインも問題なく、フロントギアは気持ちよく変速します。

16年前に購入したジャイアントCS2000ですが、まだまだ活躍できそうです。