以前、700Cツーリング車(サワイサイクル・ファルコン)のクランクをスギノ・マイティツアー(48T 34T)からスギノOX901D(46T 30T)に変更した。スプロケットはアルテグラ10s 12-30Tなので、最小ギアは1:1です。
これでBRM910中部400のブルベ(ルートラボ上の獲得標高は6000m以上)を走ってみたところ、最小ギア1:1はあれば使ってしまうけど、ここまでの軽いギアは必要ないかなあという印象でした。
取り外したOX901Dはトーエイ・ランドナーに移植しました。
トーエイ・ランドナーはトリプルクランクを使っていたので、フロントトリプルからフロントダブルへの変更になります。
クランク変更前 シマノXTR FC-M900(TA 46T 36T 26T)
クランク交換後 スギノOX901D(46T 30T)
フロントディレイラーはデュラエースFD-7700(バンド28.6mm)です。
変速系は9s時代のデュラエースに統一しました。これを8sで使っています。
OX901Dは11s対応で、10sチェーンはそのまま使えたけど、幅の広い8sチェーンは、フロントインナーでリアをトップ側にすると、チェーンとアウターチェーンリングが干渉しました。
このため、クランク本体とインナーチェーンリングの間にスペーサーを挿入し、アウターチェーンリングとインナーチェーンリングの間隔を広げました。
チェーンリング用のスペーサーはスギノからも出ていますが、今回はオートバイ用のワッシャー(内径10mm、厚み1.2mm)を流用しました。アマゾンで入手。
チェーンリングは46T-30Tで、スプロケットは13-26T(8s)を使っています。
フロントの歯数差16T(=46T-30T)と、リアの歯数差13T(=26T-13T)で、合計29Tです。RD-7700SSのキャパシティは29Tらしいので、ぎりぎりキャパシティ内に収まっています。