2017BRM422中部300

4月22日に開催されたAR中部主催のBRM422中部300に参加してきました。前半飛ばしすぎで後半大きく失速するという反省すべき点が多いブルベでした。

今回は8時出走と9時出走があり、朝はなるべくゆっくり寝ていたいと思い、9時出走でエントリーしました。

前回の中部200と同じくトーエイ650Bランドナーで参加しました。「道の駅 瀬戸しなの」まで自走で行きました。

今回はこんなルートです。獲得標高は5000m弱です。

天気予報は晴れ、平地の最低気温は10℃程度の予報です。おそらく深夜に通過するであろう最高地点の標高は700m弱なので、防寒具としてモンベル・サイクルレインジャケットを持って行きました。

今回は全体で120名程度のエントリーで、そのうち9時出走は40名程度とのことでした。

何度か一緒に走ったことがあるパナチタンのK瀬さんと会いました。一昨年の中部300と去年の中部400では、1時間後に出走したK瀬さんに120kmぐらいの地点で追い抜かれています。今日はどこまで着いて行けるでしょうか。

9時になって出走。入り口付近にいたK瀬さんとともに先頭になってしまいました。

ルート変更により、戸越峠ではなく雨沢方面に向かいます。

先頭を走るK瀬さん。K瀬さんと話しながら走ります。

ゆるやかに上りが始まった辺りで元プロの三船さんが先行。やはり速いです。

さらにもう1人の方も飛び出し、三船さんを追い抜いていきました。なんだかすごいです。

上り始めのバス停から鉄塔まで21分程度でした。明らかにオーバーペースだと思いますが、先行する2人や一緒に走っているK瀬さんに影響され、このペースで行けるところまで行こうという考えになっていました。

K瀬さんはルート変更前のGPSデータしか持っていないらしいので、前に出て先導します。

しばらく下ってルート変更前の戸越峠から下った道路に合流し、矢作川に出て上川口で右折、下川口で左折し、稲武方面に向かいます。

国道153号に合流したあたりからK瀬さんに着いていけず、一人旅となりました。

このあたりから8時出走らしき人達に追いつき始めました。

しばらく上りが続き、伊勢神トンネルに到達。

このあたりはまだ桜がきれいに咲いています。

稲武か名倉の道の駅で休憩する予定だったのですが、調子はよさそうなのでPC1まで行くことにしました。

「道の駅アグリステーションなぐら」の近くでも桜がきれいに咲いていました。

国道257号を南下すると、静岡400の参加者とすれ違い始めました。

名倉を過ぎて国道257号の長い下りを気持ちよく走り、PC1(サークルK設楽町清崎店:85.7km)に到着。貯金は2時間ちょっとです。

ここでLOOK乗りのSさんと出会い、あいさつをしました。

PC2でK瀬さんと再開したので、再び一緒に走りました。

国道257号からルート変更があった県道389号方面に進みます。

このあたりでK瀬さんが遅れ始め、再び一人旅になりました。

長篠で国道151号を左折。

「道の駅 鳳来三河三石」では、鯉のぼりが泳いでいました。

静岡に入り、細かなアップダウンが続きます。

天竜川を渡る鹿島橋です。右側の歩道を通過します。

このあたりで元プロの三船さんとすれ違いました。折り返しまで10kmぐらいなので、20kmぐらいの差です。

さらに5kmぐらい進んだところで2番手の方とすれ違いました。折り返しのPC2が近づいてくると、何人もの参加者の方々とすれ違うようになりました。

PC2到着(ファミリーマート森町宮の市店:152.9km)。

PC2まで平均22.6km/hで貯金が3時間半ぐらいになりました。いいペースです。というより完全にオーバーペースです。体調が悪くなり始めていましたが、また食欲はありました。

PC2で再開したK瀬さんと復路に向けて再び走り始めました。

しばらく走ったところで、前回の中部200で一緒に走った鉄人Kさんとすれ違いました。鉄人Kさんとは後でまた会うことになります。

普段は上りに苦手意識はないのですが、180kmぐらい走ったところで、上り坂を見てもまったくやる気がわいてこないのを感じました。やばい兆候です。

もはやK瀬さんに着いていくことはできず、ペースダウンして一人で走ることになりました。

193km地点の「道の駅 鳳来三河三石」で休憩。

余談ですが、サドルにつけた三角反射材はAardvark社の「Reflective Yield symbol」というものです。日本国内でも扱っているショップはあるようですが、これはamazon.comで日本に発送してくれる業者から購入しました。日本国内の通販より若干安かったと思います。

補給食は持っていましたがすでに食欲はなく、自動販売機で暖かい飲み物だけを補給しました。

ここでマウンテンバイクの二人組参加者と会いました。去年の中部400でも見かけた覚えがあります。彼らとはその後も何回か遭遇しました。

日が暮れて寒くなってきたので、UVアームカバー&レッグカバーからアームウォーマー&レッグウォーマーに変更しました。

ライトを点灯し、走行再開。

ペースは上がらず、PC3に向けて淡々と走ります。

PC3到着(サークルK設楽町清崎店:220.1km)。

食欲はなく、飲み物だけを補給しました。

ここでも、マウンテンバイクの二人組参加者の方と再開しました。京都から参加されているとのことでした。

ペースダウンしたものの、PC3までは平均20km/h以上を維持していました。あと80km程度ですが、体調とこの先の上りを考えると、とてつもなく遠く感じました。

ウィンドブレーカーを着込んで走り出します。PC3を出ると、吐き気、眠気、寒気に加え、左膝も痛くなってきました。

国道257号の長い上りをゆっくりと上ります。延々と上りが続き、何回か立ち止まって休憩しました。

長い上りが終わり、「道の駅アグリステーションなぐら」で休憩しました。寒気がひどく、レインジャケットを着込みました。ここでもマウンテンバイクの二人組参加者の方と再開しました。

レインジャケットを着ても寒気が止まらず、気温もさることながら体調不良の影響も大きいようです。さらに進んで今度は「道の駅どんぐりの里いなぶ」で休憩しました。

ここには室内に休憩スペースがあり、暖かいお茶を飲んで座っているうちにうとうとしてしまいました。

聞き覚えがある声で目を覚ますと、鉄人Kさんとお連れの方がいました。何か話したはずですがあまり記憶はなく、再び目を覚ますと鉄人Kさんたちはいなくなっていました。

道の駅に1時間以上滞在し、再出発しました。

上りは限りなくゆっくり上り、下りも寒いのでブレーキをかけながらゆっくりと下りました。

国道153号から県道344号→33号と進み、矢作川を渡ります。ここまでくると、安心感がありますが、最後に雨沢への上りをクリアしないとゴールにたどり着けません。

もはや身体に力が入らず、無理せず押し歩きで上りました。途中「1℃」という気温表示があり、ここまで冷えるとは予想外でした。

雨沢を上りきり、瀬戸品野方面に下り、ヨロヨロになりつつゴールに到着。

PC3からゴールまでの区間平均は10.8km/hで、ひどい失速ぶりです。PC3で3時間40分ほどあった貯金が1時間ぐらいに減っていました。

ゴール受付を済ませ、最後の気力を振り絞って自宅まで自走しました。帰宅後シャワーを浴びる元気もなく、すぐに布団の中へ。

次回は余力を残してゴールできるようにしたいものです。

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