3月15日にAR中部主催の「BRM315 そうだ長野へ行こう」に参加してきました。昨年のBRM928静岡300kmに続けて2回目のブルベです。
5:30に自宅を出発して、自走でスタート地点の「すいとぴあ江南」に向かいました。自転車はチネリ・スーパーコルサです。
ここ最近通勤でしか自転車に乗っておらず、自転車通勤ではフラットバーとフラットペダルのクロスバイクを使っているので、久しぶりのドロップハンドルとビンディングペダルに違和感がありありでした。
6:20頃「すいとぴあ江南」に到着すると、すでにたくさんの参加者が集まっており、早速受け付けを済ませました。
ブリーフィングの後、トイレから戻ってくると、車検が始まっていました。
車検を滞りなく終え、7:00に出走しました。最初は木曽川沿いに犬山城方面に向かいます。この辺りは路肩も狭く、そこそこ交通量も多いので気を遣います。
ライン大橋の交差点で信号待ちです。
この後、犬山城の前を通って成田山方面に向かいます。この辺りは、たまに遊びに来たりするので、なじみの深い場所です。
犬山から可児に抜け、さらに多治見に向かいます。途中右折でわかりにくいところがあり、前を走っていた何人かの方がまっすぐ行ってしまいました。「みんな大丈夫かなあ」と思いつつ、ジャイアント乗りの方と先に進みました。
PC1のコンビニは有人チェックでした。レシートは必要ではありませんでしたが、冷えるのでトイレ休憩をかねて買い物をしました。
PC1から多治見の街を抜けると、国道363号に合流するまで登りが続きます。何人かでまとまって上り坂を走っていたのですが、ここで調子に乗って前に出て、ぐいぐい登っていきました。
その結果、国道363号に合流する手前で左足をつってしまいました。調子に乗って走ったのが最大の原因だと思いますが、ここ数日寝ているときに何度か足をつりそうになっていて、足をつりやすい体調(そんなのがあるのか知らないけど)だったのかもしれません。
国道363号は走り慣れている道なので、普段通り走りました。といっても、普段は80~100km程度の距離なので、200km走ることを考えたペースで走るべきでした。
PC2のサークルK明智店に到着。レジの女性が「ちゃんと連絡を受けていますので、レシート忘れないでね。」と気さくに話しかけてくれました。
明智から岩村に向かいます。明智から先に自転車で行くのは初めてです。
岩村から国道257号を走って木の実峠に向かいます。ここもそこそこ上ります。峠はトンネルになっており、ライトをつけてすすみます。トンネルを抜けると下りが続き、右手に「福寿の里モンゴル村」を見ながら気持ちよく下りました。
国道257号から国道418号に左折します。この頃は一人旅になっていました。まだまだ上りが続きます。
しばらく走ると、前走者に追いつきました。この方はマウンテンバイクで参加されていて、他の参加者にも積極的に声をかけたりして、なかなか楽しい方でした。その後、PC5からゴールまでご一緒することになりました。
国道418号沿いには、何箇所か滝があり、そのうちの1つ「不動滝」です。
さらに進み、国道153号に出て、折り返し地点のPC3道の駅平谷に到着です。ここはスタッフの方がいて、有人チェックでした。
今回はひそかに10時間以内の完走を目指していたので、折り返し地点に5時間以内に到着できればと思っていましたが、5時間を若干越えてしまいました。
休憩もそこそこに折り返し地点を出発しました。国道418号はずっと下りなので、快調に走ります。
全然気づかなかったけど、スタッフの方に走行中の写真を撮ってもらっていました。
この辺りからペダルを回すとなんとなく足に違和感があります。ひざが痛くなりそうな感じです。まだ100km近くあるのに。
国道418号を下りきって国道257号に出ると、木の実峠まで上りが続きます。この少し前に1人に抜かれましたが、まったくついていけません。ひざが本格的に痛くなってきました。
ゆるゆると坂を上ります。ようやくトンネルまでたどり着き、岩村まで下ります。ゆっくり走っていて体が温まらなかったせいか、下りで冷たい風にあたっていると頭痛がしてきました。
足が痛いし頭が痛いしで、モチベーションがあがりません。なんとかPC4サークルK明智店までたどり着きました。この辺りまでは、休憩も含めた平均速度20km/h以上を維持していましたが、ひざの痛さの前には、そんなことどうでもよくなりました。
明智では、恵那農業高校の生徒さんが作ったジャムを買いました。何年か前に明智に来たときに、何かのイベントで高校生の子たちが販売していたジャムを購入し、それ以来、明智に来るたびにこのジャムを買っています。
お土産を買って帰ることで、一日中自転車に乗って遊んでいる言い訳としての側面もあります。
PC4を出発して、国道363号をひた走ります。この道はアップダウンの繰り返しで、この先にあるいくつもの上りを思い出して気が滅入ります。何人かに抜かれますが、ひざがますます痛くなり、ペダルに力が入りません。
国道363号を多治見方面に右折せずに、まっすぐ行けば自宅方面に帰ることができます。足の痛みを考えると、スタート地点まで戻って、そこから帰宅するより、DNFしてそのまま帰宅したほうがいいのではと弱気に考えてしまいました。でも制限時間には余裕があるし・・・
結局、「これから上りはほとんどないし、あともうちょっとだ」という気持ちが勝り、そのままPC5に向かいました。
PC5から、他の2人の参加者と一緒に進みました。一人だったら、燃え尽きたようによろよろとゴールに向かうところだったので、一緒に走ってもらえてありがたかったです。
1人は国道418号でご一緒したマウンテンバイクの方で、SDA王滝の練習としてブルベに出ているそうです。もう1人はブルベ以前の知り合いで、ブルベに参加するきっかけを作ってくれた方です。出発前にリアホイールのスポークが切れたにもかかわらず、予備のスポークで修理して30分遅れで出走したとのことです。
犬山城前の最後の短い激坂をクリアし、木曽川沿いを走って無事ゴール地点にたどり着くことができました。10時間32分でした。
あとは帰宅するだけです。今回は自走ですので、さらに18kmほど走る必要があります。車で来ればよかったと思ってもどうしようもありません。
たいした距離ではないのですが、ひざの痛みはかなり増しており、ペダルを回転させるのが苦痛でした。ボロボロになりながらゆっくりゆっくり走り、ようやく帰宅することができました。