クロスバイクのステム交換ふたたび

クロスバイク(Giant CS2000)のステムを少し前に交換したのですが、再度交換しました。

これまでハンドルを高めにしていましたが、片道10kmを超える自転車通勤に使うようになると、ポジションに不満が出てきました。

具体的には、ドロップハンドルのロードレーサーのポジションに近づけたいので、ハンドルをもう少し低く遠くします。現在のステムが長さ120mm角度90°なので、長さ140mm角度72°ぐらいのステムへの変更を考えます。

Giant CS2000はノーマルステム仕様(コラム径22.2mm)なので、長さ140mm角度72°コラム径22.2mmクランプ径25.4mmのノーマルステムを探しました。Giant CS2000には、できるだけお金を掛けたくないので(といいつつ、すでに結構使ってしまっていますが)、オークションでお値打ちなステムを物色します。

ところがこの条件をすべて満たすステムはなかなか見つからず、結局チネリのピノキオ140mm未使用品をヤフオクで入手しました。クランプ径26mmということ以外は条件を満たしています。
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Giant CS2000にチネリ・ピノキオ(しかも未使用品)を使うとはなんだかもったいない気がしますが、しょうがないので遠慮せずに使うことにします。

自分でもGiant CS2000にここまでやるとは思いませんでしたが、自転車通勤に使うようになって、いままであまり乗っていなかったこの自転車が一気に主戦力になっています。

手前が交換前のalicoのステム(長さ120mm角度90°)で、奥側が交換後のチネリ・ピノキオ(長さ140mm角度72°)です。
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クランプ径26mmのステムに25.4mmのハンドルを固定するためにシムを自作しました。0.2mm厚のアルミ板を持っていたので、これを2枚使いました。ステムのクランプの形状に合わせて、アルミ板をハサミで切り抜きます。
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25.4mmのハンドルに0.2mm厚の板を2枚使うと、25.4mm+(0.2mm+0.2mm)×2=26.2mmになり、ステムのクランプ径26mmより若干太くなりますが、問題なく固定できました。この辺りは自己責任です。

ステム交換後の写真です。
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ステムを100mm→120m→140mmと交換してきたので、リアブレーキケーブルの長さが足らなくなり、リアブレーキのアウターケーブルとインナーケーブルも交換しました。

実はステム交換時にチネリ・ピノキオをすんなりとGiant CS2000のステアリングコラムに挿入することができませんでした。斜臼がある程度のところから奥に進まなかったのです。

手持ちの別のステムを比較すると、そのステムは斜臼の直径がステム本体より細い21.8mmぐらいで、チネリ・ピノキオは斜臼の直径がステム本体と同じ22.2mmでした。斜臼がステム本体と同じ径なら問題ないはずですが、ステアリングコラムの内側を指で触ってみると微妙な凹凸(ゆがみ?)があり、そこが問題のようです。

このままだとせっかく入手したステムを使えないので、やむなくチネリ・ピノキオの斜臼をやすりで削って直径を22.2mmから21.8mmぐらいにしたところ、無事ステム交換を完了することができました。

全体の写真です。
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これでハンドルが低く遠くなりました。でも全体的な(外観上の)バランスは前の方がよかったような気もします。

これで現時点で理想とするポジションに近づいたと思いますので、この状態でしばらく乗ってみます。といっても、前回のステムも結局1ヶ月ぐらいしか使わなかったけど・・・

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