AR中部のBRM514中部400km(8時出走)に参加しました。BRM228名古屋200kmに続いて今年2回目のブルベです。中部200と中部300は都合が悪くDNSでした。
自転車は700Cツーリング車(サワイサイクル・ファルコン)です。フロントバッグを使用し、リアキャリアに輪行袋をくくりつけた。
受付でブルベカードを受け取り、オダックスジャパンのピンバッジを購入しました。金額の一部に熊本地震への義援金が含まれているそうで、そういうことなら喜んで協力します。
早速フロントバッグに着けてみました。フロントバッグに下に隠れていますが、ライトはキャットアイvolt1200とvolt300を使用しています。
ブリーフィング開始。東海北陸自動車道の高鷲IC入口の写真を撮るように説明がありました。
8時になって広瀬代表のかけ声でスタート。入口近くにいたら、何となく先頭集団に入ってしまいました。
自転車のハンドル回りはこんな感じです。
フロントバッグにキューシートを入れ、キャットアイCC-RD310WとガーミンeTrex30Jを使用しています。
快調に進んでいきます。
何とか集団についていっていますが、自分のペースより明らかに速いです。
この上り坂で何人か先行しましたが、もちろん着いていきませんでした。
その後、後方に何かが落ちる音がしたので停車してみたら、サドルの下の取り付けたリアライト(キャットアイ・リフレックスオートTL-LD570-R)が落ちていました。
リアライトを回収し、よく見たらサドル取り付けブラケットRM-1のネジが無くなっていました。
自転車を車に積み込むときに、リアライトが車の天井に接触してリアライトが外れたので、それが原因かもしれません。
外れたリアライトをフロントバッグにしまって、PC1を目指します。
PC1(サークルK飛騨金山店56.7km)に到着(10:29)。
下り坂でフロントブレーキが音鳴りしていたので、PC1の少し先の道の駅「飛騨金山ぬく森の里温泉」に寄った。
ブレーキの調整をしていたら、その横が野球場で少年野球が始まりました。
PC1を出てしばらく走ると、中部のブルベでよくお見かけするテスタッチのクロモリバイクの方に追いついたので、少し話しながら走りました。
郡上八幡に向けて結構な上りが続きます。暑さときつい上りで体力を消耗します。
その後、急な下りを通過して国道156号に合流し、郡上八幡のあたりで正午を過ぎていました。コンビニに入り、おにぎりで昼食としました。
再スタートし、郡上大和で156号から離れ、また上りが始まります。
しばらく走って、道の駅白尾ふれあいパークで休憩。自動販売機で飲み物を購入しました。ここで、中部のブルベで何度かお会いしたことがあるLOOK乗りのSさんに会い、少し話しをしました。
再スタート。この日は暑かったです。路上の気温表示は29℃でした。
熱中症に注意して、こまめに水分補給しました。
120kmぐらい走ったところで後ろから声を掛けられ、振り返るとパナチタンのKさんでした。9時出走とのことですので、120kmで1時間差を追いつかれたことになります。
ちなみに去年の中部300では140kmぐらいのところで1時間差を追いつかれています。
少しの間Kさんと雑談しながら走りました。Kさんは、普段トレランをしており、自転車はそれほど乗っていないとのことでした。それなのにこの速さは驚きです。
高鷲ICから坂を下りきって、高鷲小学校前の交差点の近くでKさんと一緒にコンビニに寄りました。
コンビニを出た後、Kさんとお別れ。
ここまでペースを合わせてゆっくり走ってくれましたが、Kさん本来のペースになるととてもついて行けません。Kさんの力強い後ろ姿を見送ります。
その後、Kさんは9時出走ながら先頭でゴールしたようです。
まだまだ上りが続きます。ひるがの高原の近くでは長い直線の上りが見えて、心が萎えます。
国道156号に合流し、PC2(デイリーヤマザキ高鷲ひるがの高原店147km)に到着(16:06)。パナチタンのKさんにも追いつきました。
すでに多くの人がいましたが、買い物をしているうちにKさんを含め大半の人は再スタートしていきました。今回の参加者は全体的に速い印象を受けます。
156号を下り、右折して今日一番の上り坂に突入します。
山の上の方に道路が見えています。
石徹白に抜けるこの道は車で何度か通ったことがあるので、分かってはいたけど自転車で上るのはきついです。
さらに峠が近くなってから勾配12%の表示が出て、心が折れそうになります。
時間を掛けて何とか上りきり、今度は気持ちよく下ります。
石徹白川と支流の峠川は15年ほど前に何度か釣りに来たことがあります。この日も何人か釣り人を見かけました。
なんとなく膝に違和感があります。おそれていた膝の痛みが出てきたようです。両膝の内側に筋肉痛のような痛みがあります。
これまでどちらかといえば「できるだけ速く走る」という意識がありましたが、この時点で目標を「とにかく完走」に切り替えました。無理せず、膝にできるだけ負担がない走りを心がけます。
ここから大野までは下り基調です。石徹白川沿いの道から国道158号に合流し、道の駅九頭竜で休憩。
この辺りから暗くなってきたのでライトを点灯し、折り返し地点の大野を目指します。大野が近くなると、折り返してきた参加者が反対車線を通過していきます。
やっとのことで、PC3(ローソン大野中野店218.3km)に到着(19:41)。
まだ膝に余裕はありますが、あと200km近くも走らなければならず、不安が大きくなります。
PC3を出て延々と坂を上ります。それほどきつくない坂でも、膝が痛くなってくるときつくなってきます。
道の駅九頭竜で暖かい缶コーヒーを飲みながら休憩。
ここでストレッチを試みますが、膝の状態がよくなることはありません。
真っ暗な国道158号を淡々と走ります。油坂トンネルの手前で左にそれ、油坂峠を目指してさらに上ります。
ようやく油坂峠に到着。
鮎釣りが好きな父が一時期(30年以上前)九頭竜川に通っていて、それに連れられてここをよく通りました。
ウィンドブレーカーを着込んで油坂峠を下りました。
下りきったところで、PC4(サークルK白鳥バイパス店273.1km)に到着(23:34)。
カップヌードルを補給。でもあまり食欲がなく、スープまで飲み干すことができなかった。
ここから長良川沿いに平坦な道が続きます。本来なら快走できるはずですが、膝に負担を掛けないようにゆっくり進みました。
国道256号をタラガトンネル方面に右折。また上りが始まりました。残り100kmぐらいですが、膝の状態を考えると、とてつもなく長い距離に感じます。
ゆっくりゆっくり上りますが、きついところでは自転車を降りて押し歩きしました。目標は「とにかく完走」です。
時間を掛けてタラガトンネルにたどり着き、下りで少しの間足を休めることができます。
板取川沿いも基本は平坦なのですが、若干の上りがあり、それすらつらくなってきました。
板取川から離れて、また上りが続きます。道の駅ラステンほらどで休憩。参加者の方々が何人か寝ており、仲間入りして30分ほど仮眠しました。
道の駅を出て国道418号に合流し、尾並坂峠を目指します。ここでも押し歩きを多用しました。この辺りで明るくなってきました。
ゆっくり時間を掛けて尾並坂峠を上りきり、樽見駅を目指して下ります。
PC5(樽見駅349.5km)に到着。ここは有人チェックでAR中部スタッフの方がこれまでのPCのレシート、高鷲ICの写真も含めてチェックしてくれました。
国道157号を根尾川沿いに下っていきます。残り50kmぐらい。
膝は走れなくなるほどではないけど、徐々に痛みが増しており、平地ですらつらくなってきました。普段なら30kmぐらいで巡航するようなところも、20kmぐらいでしか走れなくなっています。ひたすらゆっくりと進みました。
岐阜市の辺りでは、すでに喫茶店が開いていました。あまり食欲がないのですが、ふわふわ卵のついたモーニングだったら、食べれるかなあと想像しながら走りました。
膝の痛みを抱えたまま走るのはとてもつらく、ひたすらマイナス思考となって、「つらすぎる。ロングライドはもういいや」などと考えながらゴールを目指しました。
ゴール近くの木曽川沿いの道路は交通量が多く、ひやひやしながら走りました。行きも通った愛岐大橋を再び渡って、午前8時半ぐらいにゴールのすいとぴあ江南に到着。完走タイムは24時間24分でした。
なんとか完走できてよかった。今回のブルベでは、いろいろな面で経験不足を感じました。
自宅に帰り、シャワーを浴びて仮眠したあとは、ブルベ中のつらい記憶が薄れていました。そしてまた次回参加するブルベのことを考え始めています。
最後になりましたが、AR中部のスタッフの皆様方、どうもありがとうございました。
認定完走、お疲れ様でした!
お声掛けもありがとうございました。
私は上りばかりで腰が抜けそうで、ここだけの秘密ですが桧峠は押し上りしちゃいました。
またどこかのブルベ、ご近所でお会いできましたらその時はクロモリ談義をお聞かせ頂けたら幸いです。
コメントありがとうございました。今回のブルベも獲得標高が多く、大変でしたね。お疲れ様でした。
今回のブルベでは押し歩きに開眼しました。押しても5~6km/hぐらい出るので、乗車して10km/hを下回るなら押し歩きも十分ありだと思いました。ましてや最近はフラットペダルに普通の靴を使用しているので、押し歩きには最適です。
ちょくちょくブログを訪問させてもらっています。今後もどこかでお会いしましましたら、こちらこそよろしくお願いします。庄内川沿いはよく走っています。そういえば私もテスタッチオーナーでした(マウンテンバイクですが)。