700Cツーリング車(サワイサイクル・ファルコン)の駆動系のパーツ交換をした。なんだか自転車に乗っているより、パーツ交換などで自転車をいじっている時間の方が長い気がする。
これまでトリプルギア(50T 40T 30T)のクランクを使っていたが、アウター50T←→ミドル40Tの変速は頻繁に行うものの、インナー30Tを使用する頻度が低かった。このため、フロントトリプルからフロントダブルに変更することにした。
これにより、フロントの変速がアウター←→ミドル←→インナーからアウター←→インナーとシンプルになる。フロントダブルであれば、フロント用のダブルレバーを可動域の端から端に操作するだけでよく、ミドルギアに対応する中間位置で止める必要もない。
また、大きめのスプロケットを使用することで、フロントはできるだけアウターのまま対応できるようにしたい。そこで、アルテグラの10s用スプロケット12-30Tを使うことにした。これなら、コンパクトクランクを使ってもフロントトリプルの場合と同様のギア比を実現できる。
これまで駆動系パーツはカンパニョーロを使っていたが、この自転車はブレーキレバーとシートポストがシマノだし、この際、駆動系パーツもシマノで統一することにした。カンパ・レコードのハブを使っているので、カンパから出ているシマノ用フリーボディを中古で入手して、レコードのハブにシマノのスプロケットを装着可能にした。
以下、パーツ交換後の写真と、交換前後のパーツおよびその重量(実測)です。
(クランク)
交換前:カンパ・レコードトリプル(50T 40T 30T)769g
交換後:スギノ・マイティツアー(48T 34T)681g
(BB)
交換前:カンパ・レコードBSC(軸長109mm)195g
交換後:タンゲ・テクノグライドLN7922(軸長110mm)233g
(フロントディレイラー)
交換前:カンパ・レコードトリプル112g
交換後:シマノ・アルテグラFD-6700 105g
(スプロケット)
交換前:カンパ・ミラージュ9s 13-26T(16Tを抜いて8sで使用)269g
交換後:シマノ・アルテグラ12-30T 269g
(フリーハブ)
交換前:カンパ用69g
交換後:シマノ用112g
(リアディレイラー)
交換前:カンパ・コーラス9sミドルケージ216g
交換後:シマノ・アルテグラRD-6700 190g
(チェーン)
交換前:カンパ・レコード9s用282g
交換後:シマノ・CN-6600 10s用280g